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2014年1月24日金曜日

平成25年もノロウイルスが猛威をふるう。

 平成26年1月17日に報道された、浜松市の学校給食パンによるノロウイルス食中毒事件以後、相次いでノロウイルス食中毒の報道されている。
 平成25年末までは、ノロウイルス食中毒が例年以上に発生している感覚が無かったが、年末あたりから様子が変わったのだろうか?もう少し様子を見る必要がある。
 下に平成25年の食中毒発生状況を図示した。図からも分かるようにノロウイルスが件数、事件数とも圧倒的に多いことが分かる。
 図は平成26年1月21日現在のデータなのでノロウイルスは年末発生分の追加報告が見込まれ、件数・患者数ともこのグラフより増えると思われる。


ノロウイルス食中毒 患者数の推移

2013年1月20日日曜日

平成24年に発生した食中毒の特徴

大阪府食中毒発生状況速報をみると、平成24年は特異な傾向をしめした。
 カンピロバクターの件数が平成23年の3分の1になり、平成23年6月から食中毒として扱われることになったクドア(Kudoa septempunctata)によるものが9件発生し原因物質として第2位に急浮上した。ノロウイルスはGII/4の新しい変異株の流行により平成23年にくらべ増加した。
 カンピロバクターの件数減は平成23年4月前年の焼肉チェーン店のユッケによる食中毒に端を発した肉の生食自粛の流れによると思うが、鶏のカンピロバクター保菌率の低下がないか、又はその両方によるものか現在のところは判断できない。

大阪府食の安全推進課食中毒発生状況速報(平成24年11月31日現在から



私のアーカイブに補足情報があります。
http://www.shokuei.sakura.ne.jp/archive/31TyudokuH24.html

2012年12月24日月曜日

ノロウイルス集団感染で6人死亡 宮崎


 昨日、死亡事例がニュースで報道されていました。報道では下痢便処置時のエプロンが問題にされていましたが、ノロウイルスは嘔吐物からもうつりますので要注意です。
 ノロウイルスは、100個以下の少ない量でも感染が成立する、感染力の強いウイルスです。症状のある人の便や吐物には、大量のノロウイルス(便1g中に1億個以上、吐物1g中に100万個以上)が含まれているので、扱う場合には十分な注意が必要です。
参考1:東京都感染症情報センター/感染性胃腸炎(ノロウイルスを中心に) Infectious gastroenteritis
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/

 老人施設では嘔吐者を抱きかかえて介護するケースも多いと思われ、介護者のエプロンも汚れますが飛沫を吸い込むケースも考えられます。
介護者を完ぺきに防御するなどほとんど不可能ですので施設にウイルスを入れないことが最も大事です。
(体調不良者は施設に入れない。給食の食材は加熱が原則)

参考2:厚生労働省/ノロウイルスに関するQ&A から
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

☆ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられています。したがって、嘔吐症状が強いときには、小腸の内容物とともにウイルスが逆流して、吐ぶつとともに排泄されます。このため、ふん便と同様に吐ぶつ中にも大量のウイルスが存在し感染源となりうるので、その処理には十分注意する必要があります。
 12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例も知られており、時間が経っても、患者の吐ぶつ、ふん便やそれらにより汚染された床や手袋などには、感染力のあるウイルスが残っている可能性があります。このため、これら感染源となるものは必ず処理をしましょう。
 床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
 おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)
 また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気を行うことが感染防止に重要です。
 11月頃から2月の間に、乳幼児や高齢者の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行します。この時期の乳幼児や高齢者の下痢便および吐ぶつには、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。

※塩素系の漂白剤(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)

2012年12月5日水曜日

更新をさぼっています。

 更新をさぼっているのでメモのメモさんに叱られてしまいました。
 一言言い訳を。このところブログよりTwitterの方が気を使わないので専らTwitterを日記代わりにしています。こちらもフォロー願います。

このところ職場ではノロノ嵐です。感染性胃腸炎が次々と発生し、そのなかのいくつかは食中毒として処理されています。今年のノロウイルスの流行は遺伝子タイプGⅡ4の新しい変異型が引き起こしているというのは先に病原微生物情報で発表されているとおりです。

<速報> ノロウイルスGII/4の新しい変異株の遺伝子解析と全国における検出状況(掲載日 2012/11/28)

Twitter: 大阪府内におけるノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者数定点調査によると、今冬の状況は、ノロウイルス感染症が大流行した2006シーズンに匹敵する可能性があります。 http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/noro/noro.html
posted at 23:02:27 2012年11月15日(木)

 このところ頭が痛いのは、衛生に気をつけていいると思われる施設でのノロウイルスによる食中毒を多く目にすることです。自分が指導したことがある施設での食中毒の発生は正直、敗北感があります。
 先日の全国食品衛生監視員研修会研究発表等抄録を見ていても、使い捨て手袋を使用する施設でのノロウイルス食中毒の発生を見ての手袋着用時の手指からの汚染の研究が発表されていました。
 今シーズンになって過去にノロウイルス食中毒発生またはその疑い施設を4か所回りました。これらの施設は過去の事件の教訓からか、現在は使い捨て手袋、温水洗浄便座が共通であるように思いました。実は、事件前から現在のような対策を講じていたところもあります。
 「大堤の水も一蟻穴から」とも言うようです。事件を調査するなかで一人の不注意が事件を起こしてしまうという感を強く持っています。現場の指導において行政がパートの方まで全員に正しく自覚していただくのは不可能と思いますが事件はその間隙を突いて起きています。

2011年3月16日水曜日

東北地方太平洋沖地震で被災された方の感染症対策について

この度の地震の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申しあげます。
また、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対しお悔やみを申しあげます。

東北大学のサイトに標記のようなページが掲載されましたので紹介します。

東北地方太平洋沖地震で被災された方の感染症対策について
http://www.med.tohoku.ac.jp/index.php/article/show/id/906

2011年3月7日月曜日

まだ寒いのに、食中毒は起きています。 

twitter でつぶやきました。  おっと

3月6日 横浜の特養ホームで34人食中毒 - MSN産経ニュース 黄色ブドウ球菌検出 暖かいまま長時間保管=>前倒し調理が事故招く

3月2日 集団食中毒:2次感染か 発症者家族に症状 北海道岩見沢 - 毎日jp(毎日新聞) via @ 下痢患者のお風呂は最後に、汚れた下着に触れたら手指は石けんをよく泡立てて二度洗い

3月2日 西宮の食中毒:18校、給食再開へ /兵庫 - 毎日jp(毎日新聞) via @ いったいこの事件は何だったの? 解明が待たれます!

3月1日 食中毒:大学生22人が症状--東淀川の居酒屋 /大阪 - 毎日jp(毎日新聞) via @ 鶏の刺し身などを食べていた。

2月27日 岩見沢食中毒は作業動線の事例なのかピーナッツ和えの事例だったのか解明が待たれます。

2月25日 サンマ・カツオ生食で食中毒…犯人はアニサキス : 社会 : YOMIURI ONLINE via @ 解凍ものの方が優れているケース。常に生が良いとは限らない。

2月25日 【北海道】 岩見沢の小中学生食中毒 給食のサラダが原因 食材に使用した器具を洗浄不十分で湿ったまま長時間置くのは最悪。菌の増殖はとどまるところを知らず。原因解明が待たれる。

2月23日 北海道の給食食中毒、サラダからサルモネラ菌 : via @ 釜のシャフト部分からサルモネラ菌 。器具は洗浄後速やかに乾燥させることが肝要

2010年12月6日月曜日

病原微生物検出情報 11月号の特集はノロウイルスの流行 「2006/07~2009/10シーズン」

「病原微生物検出情報」 11月号の特集はノロウイルスの流行 「2006/07~2009/10シーズン」です。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/369/inx369-j.html
この記事については既に11月25日の私のコメントで紹介しましたが、検索サイトで「ノロウイルス」を検索してもこの記事にはなかなか到達しないようなので再度紹介します。

•ノロウイルスGII/4の2008a亜株の動向とイムノクロマト法の改良
•掃除機内ダストにおけるノロウイルスおよびサポウイルス汚染実態調査
•ノロウイルス陽性となった調理従事者の陰性確認検査―東京都
•2009~2010年に静岡県で発生したノロウイルス集団胃腸炎事例について
•夏季に結婚式場で発生したノロウイルスによる集団胃腸炎事例―大阪市
•給食弁当を原因としたサポウイルスによる大規模食中毒事例―愛知県
•中華料理店で認められたサポウイルスによる食中毒事例―川崎市
•愛知県と川崎市の食中毒事例から検出されたサポウイルスGI/2の塩基配列の比較

2010年11月18日木曜日

各地で感染性胃腸炎警報 Googleリアルタイム検索にもその兆し

 大分のニュース「感染性胃腸炎「大流行の恐れ」 予防徹底を」

 冬場の感染性胃腸炎の主役はノロウイルス。国が「大流行の発生が疑われる」とする定点患者数が警報基準値(20人)を超えるところが出だした。警報を出したのは仙台市が11月11日、神奈川県が11月15日、大分県が11月17日。
 今年はノロウイルスによる食中毒が増えるかも…。身近にも集団感染の情報が…。ということで
 リアルタイム検索のアップデートでキーワードを「おう吐 下痢」として検索してみた。結果は次の通り。
 私が赤矢印でマークしているとおり10月後半あたりから増えてきているのが読み取れる。アップデートの実体はtwitterで、件数はその時期のニュースにも影響されるが、個々のつぶやきを聞いてみると、感染症などの定点観測にも利用できるとおもわれる。
  試みに私の Archive でフォローしている。

 ちなみに、大阪府の感染性胃腸炎の発生状況は下のグラフの通り。地域によっては感染性胃腸炎件数の増加が始まっていることがわかる。本格的ノロウイルスの季節到来。
 話は変わるが、食品衛生研究の11月号に浜松市保健所生活衛生課 高田さんらが調査した「調理従事者におけるノロウイルス保有率調査について」という演題抄録があり、保育園では他に比べて高い保有率を示し、保育園では調理業務とトイレ掃除等の用務を兼務していることが分かったとある。うなずける結論である。

 下図は大阪府立公衆衛生研究所ホームページから引用



2010年11月15日月曜日

ノロウイルス 遺伝子型 GII/2 の台頭かGⅡ/4型の変異株の登場か?

 本格的なノロウイルスのシーズンを迎え全国各地で発生情報をみるがいまのところ、昨年同様の発生状況のようであるが油断できない状況であることは間違いない。

 2006年末から爆発的な流行を見せた、GⅡ/4 2006b変異型はその勢いを弱めているようで、 GⅡ/2 へと主役が交代するかに見えたがGⅡ/4が巻き返しをはかっているようでもある。

病原微生物検出情報から次のようなグラフを作ってみた。

  
病原微生物検出情報:2010/11/11作成より
   詳しくは私のArchiveにいれてある。
ノロウイルス集団発生月別報告数 2005年9月~2010年3月

ノロウイルスには多数の遺伝子型がある。感染性胃腸炎患者さんの検体は各地の衛生研究所で検査され感染症情報センターに集められている。
参考までに大阪府立公衆衛生研究所での「大阪府全域におけるノロウイルス流行調査」で研究されているデータ表の一部を次に引用する。遺伝子型GⅡの複数の型が事件に係わっていることが分かる。

◆病原体詳細情報

検出病原体1月2月3月4月5月6月7月8月9月合計
Rotavirus group A13113020500070
Norovirus genogroup I0250000007
Norovirus genogroup II31242011126200106
 Norovirus GII NT1330110009
 Norovirus GII/10100000001
 Norovirus GII/266510000018
 Norovirus GII/31311002008
 Norovirus GII/42296910500061
 Norovirus GII/70010000001
 Norovirus GII/120100000001
 Norovirus GII/130020100003
 Norovirus GII/141120000004
 感染性胃腸炎患者さんから検出されたウイルスの検出情報(抄)
 (2010年11月15日) 

文献:
「大阪府全域におけるノロウイルス流行調査」研究
田村務(新潟県保健環境科学研究所ウイルス科)
  食中毒の原因とその検査法について Ⅱ ノロウイルスによる胃腸炎の流行とウイルスの変異

2009年5月4日月曜日

ノロウイルス感染症について考える

 昨年から今年にかけ、ノロウイルスによる食中毒はやや下火になった。私の方で最近関係したのは最終的には食品を介しない感染症と考えられる事件が2件。どちらも食中毒が疑われるような事例だったが、突き詰めて調査すると、発生当時、周辺地域での散発事例の多発が確認され、感染症の可能性を否定できず、食中毒とはされなかった。

 散発事例の発生状況を見ると、ある鉄道沿線の高齢者施設で頻発しているようで、調査すると単一暴露の食中毒は否定され、施設内での感染症が示唆された。その中で浮かび上がったのは、初発患者の発症前に面会者があったケースが多いのではないかという感触である。

 ここから先は推測だが、面会者は入所者の老人に、何かお土産を持参しないだろうか?老人が好むお土産とは何だろう? その何モノかは、食中毒を起こすおそれがあるとして禁止される弁当や惣菜などの生ものでもなさそうだ。お土産として普通には疑われることがないものの可能性がある。

 現在はノロの多発シーズンは過ぎたので風評被害を恐れず大胆な推理をすれば、先年、大規模な中毒を引き起こした和生菓子が原因になったケースと同様のケースは無かっただろうか?

 願わくは、予防の徹底を期すためにも来シーズンに向け業界あげての取り組みがあればと思う。

2005年1月10日月曜日

ノロウイルスのラッシュです

昨年末からノロウイルスのラッシュです。刑務所関係も原因不明のまま数を増やしたようです。

 12月は、大手のホテルや旅館がノロウイルスのラッシュに見舞われました。原因食材は解明されず、調査依頼ばかりが飛び交いました。年末になって社会福祉施設が続々と巻き込まれました。
 社会福祉施設では、介護の問題があり人手の足りない年末年始は無防備状態になったと考えられます。

 どういうことかというと、お年寄りの介護で下のお世話をした後は、必ず一人処置するごとに手洗いをお願いしています。しかしながら、特に夜間など一人で大勢の介護をする場合、とても一人毎に丁寧な手洗いをする時間的な余裕があったとは思われません。

 各部屋のふき掃除なども塩素系漂白剤を使用しない限り、ウイルスの蔓延を助けます。この時期のトイレの掃除は、大変危険な作業となっています。同じく塩素系漂白剤を活用する必要があります。

 年末年始は帰宅したり、訪問者が増えるとおもいます。これは、インフルエンザも同じですが、これらのことによってもウイルスが施設に持ち込まれます。

 大阪府の次のページが参考になると思います。
 http://www.pref.osaka.jp/kan- nan/boueki/srsv/srsv_index.html
→リンク切れ

2004年9月4日土曜日

3ヵ所の刑務所で食中毒が発生

 刑務所で夏場にもかかわらずノロウイルス中毒が発生したことを知った。
ウェブで食中毒関連記事をチェックしていると他にも2件発生していることが判った。

全国には多数の同様施設があるだろうが、ほぼ同時期に3件というのは異常事態ではなかろうか。

全くの偶然かもしれないが、共通食材でもあるのかと思い紹介します。

[毎日新聞]

2004/08/07 奈良少年刑務所・鑑別所の食中毒 原因はノロウイルス感染 /奈良
 奈良市般若寺町の奈良少年刑務所、奈良少年鑑別所で発生した集団食中毒について、同市保健所は6日、原因をノロウイルスによる感染と発表した。最終的な発症者は計416人。保存していた食品からウイルスは検出されず、感染源は特定できなかった。【松本博子】

[読売新聞] 

2004/08/26 名古屋刑務所で男性受刑者72人が食中毒症状

 愛知県健康福祉部に25日入った連絡によると、同県三好町の名古屋刑務所(知識優憲所長)で、男性受刑者72人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。

 同部によると、24日午後6時以降に症状を訴え、医務室で受診した。重症者はおらず、快方に向かっているという。

 加茂保健所は、食中毒の疑いが強いとみて調べている。同刑務所では、受刑者が自分たちの食事を交代で作っているが、発症後は外部の業者から調達している。

[毎日新聞]

2004/09/03 刑務所集団下痢 菌は発見されず /長崎
 県生活衛生課は2日、長崎刑務所(諌早市)の受刑者320人が下痢や腹痛、発熱の症状を訴えた問題で、食中毒や感染症の原因となる菌は見つからなかったと発表した。 同課によると、県央保健所が8月22~24日、検便やふき取り調査をしたが、すべて陰性だった。異物混入やウィルス感染の可能性もあるが、特定できないという。患者は既に全員回復している。

2004年8月26日木曜日

えぇ~っ保育所にノロウイルスの脅威が伝わってない!

 先日は郊外の保育所の調理場の一斉監視だった。いつも街中を走っていると久しぶりの郊外は気持ちが伸び伸びとする。保育所も園庭が広い!広い!

 給食場は狭いなりに工夫して使ってある。検食も記録もOK。公立の園はいいねぇ。掃除の行き届いた調理場は調理人さんの子供たちへの愛情を感じる。

 だけど、調乳室はナニ! 沐浴室はナニ! 手洗い設備がないよ~!!

 え! ノロウイルスに逆性石けんが効かないのを知らないの~!?

 え! もうじきノロの時期が来るよ~。子供の吐物の処理はどうするの???

 こどものオムツを交換してあげたら、手洗いをお願いしますよ!使い捨て手袋に頼り切っていたら何が起きても知らないよ!

 子供達は可愛かったけど、調理場と保育室の落差に頭を抱えた一日でした。