2012年12月5日水曜日

更新をさぼっています。

 更新をさぼっているのでメモのメモさんに叱られてしまいました。
 一言言い訳を。このところブログよりTwitterの方が気を使わないので専らTwitterを日記代わりにしています。こちらもフォロー願います。

このところ職場ではノロノ嵐です。感染性胃腸炎が次々と発生し、そのなかのいくつかは食中毒として処理されています。今年のノロウイルスの流行は遺伝子タイプGⅡ4の新しい変異型が引き起こしているというのは先に病原微生物情報で発表されているとおりです。

<速報> ノロウイルスGII/4の新しい変異株の遺伝子解析と全国における検出状況(掲載日 2012/11/28)

Twitter: 大阪府内におけるノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者数定点調査によると、今冬の状況は、ノロウイルス感染症が大流行した2006シーズンに匹敵する可能性があります。 http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/noro/noro.html
posted at 23:02:27 2012年11月15日(木)

 このところ頭が痛いのは、衛生に気をつけていいると思われる施設でのノロウイルスによる食中毒を多く目にすることです。自分が指導したことがある施設での食中毒の発生は正直、敗北感があります。
 先日の全国食品衛生監視員研修会研究発表等抄録を見ていても、使い捨て手袋を使用する施設でのノロウイルス食中毒の発生を見ての手袋着用時の手指からの汚染の研究が発表されていました。
 今シーズンになって過去にノロウイルス食中毒発生またはその疑い施設を4か所回りました。これらの施設は過去の事件の教訓からか、現在は使い捨て手袋、温水洗浄便座が共通であるように思いました。実は、事件前から現在のような対策を講じていたところもあります。
 「大堤の水も一蟻穴から」とも言うようです。事件を調査するなかで一人の不注意が事件を起こしてしまうという感を強く持っています。現場の指導において行政がパートの方まで全員に正しく自覚していただくのは不可能と思いますが事件はその間隙を突いて起きています。

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