2009年7月17日金曜日

人件費を押さえたために

 「人件費カットに由来する不自然な勤務時間」を感じたことがあった。3食提供の現場で、調理師が早朝6時から午後3時までの勤務となっている。これでは、夕食を早く仕上げることになる。そうすると、加熱調理された料理は、盛り付け時まで長時間保管さることになる。

 加熱調理後に細菌汚染があると、菌量は1万倍くらいになる可能性があり危険きわまりない。しかし、通常、このことによって事故が発生する確率は個人レベルの目では無視できるくらい低いため、つい横着してしまうことになる。

 現場では事故に遭遇し、「何時もと同じで、何か失敗した覚えは無いのに何故?」ということになってしまう。
 経営者としては痛い目にあってはじめて反省することなのだろう。

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