2004年7月12日月曜日

サルモネラ食中毒

オムソバでサルモネラ食中毒を出してしまった経営者の話を聞く。美味しいからと手間暇を惜しまず出したのが仇になったとの話。あらかじめ炒めておいた焼きそばを半熟状態の卵焼きの上に置き、卵焼きで包み込む。このとき、冷えた焼きそばを上に載せたため卵焼部分の内側の温度が上がらずサルモネラが生残ったようだ。卵は当日割卵して使った。

 この事故の影響で失った顧客が戻らず、痛手が続いているとのこと。
「リスクコミュニケーション」の不足が招いた事故か……。
 別途、受け取った本日の事故情報によると保育園のおやつに出した「フレンチトースト」でサルモネラ食中毒発生とのこと。「フレンチトーストなんか出したら食中毒が起きるに決まっているがな」とつい口に出る。

 リスクを考えるとフレンチトーストは自分で作って自分の責任で食べるものなのではないか。親切心で、手間がかかるため、家では口にすることがないかもしれない子供たちを思い出してしまったのかと想像したりする。
 これも献立をたてたヒトの食中毒に対する知識不足が招いた事故か!
 併せて、「美味しいものは、やはり危ない」と思った一日だった。

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