先週、滋賀県大津市で開かれた近畿食品衛生監視員研修会に参加した。
以前は、各職場から研究課題をまとめ発表したものだが、最近はすっかり、発表が減ってしまった。発表しても評価されないこと、通常業務が増え、目先の仕事に追われること、人員減、高齢化など様々の言い訳はあるが発表出来ていないことはまちがいない。ただ、発表寸前のものはあっても、情報開示の関係から公表を止めることもある。
全ての発表抄録に目を通したわけではないが、鳥料理に関係するカンピロバクター食中毒の事例が参考になった。詳細な聞き取りの結果、生肉を取り扱った後、手洗いを忘れていたり、生肉を切ったまな板をきちんと洗わず、そのまま食べるものを切ったりといった初歩的なミスが確認されていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿