ヒラメの寄生虫クドア・セプテンプンクタータ(クドアと略します)は平成24年から平成26年にかけて流行を見ましたが、国内での対策が行きわたったようで
大阪府では平成27年からは年間1件の発生にとどまっています。
一方、サバやサンマ等の寄生虫であるアニサキスは全国的な傾向ですが食中毒としての届け出数が増えており、大阪府でも年々増加の傾向にあります。
資料
☆ 食中毒の発生状況(大阪府食の安全推進課ホームページ)
http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/shokutyuudoku/#hassei
☆ クドアによる食中毒について |厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133250.html
☆ アニサキスによる食中毒を予防しましょう|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html
補足(2018/02/16)
☆ 杉山 広(国立感染症研究所寄生動物部) 食中毒としての食品媒介寄生虫症: 現状と検査の課題 日本食品微生物学会雑誌 Jpn. J. Food Microbiol., 33(3), 134‒137, 2016
☆ ヒラメの粘液胞子虫(クドア)と馬肉の住肉胞子虫(サルコシスティス) - 生食用生鮮食品を共通食とする、これまで原因不明とされていた寄生虫による食中毒について -
2018年2月11日日曜日
2018年2月9日金曜日
ノロ、カンピロともに減少に転じる(大阪府 平成29年の食中毒)
ノロウイルスは遺伝子組換えが頻繁に起き、新しい亜型の出現が周期的な大流行をもたらしています。
ノロウイルスは平成27年に流行を見ましたが、平成29年にかけて減少を続けています。
カンピロバクター・ジェジュニ/コリは、平成24年に激減を見た後全国的に増加を続けています。
大阪府のカンピロバクター・ジェジュニ/コリの食中毒事件数は平成27年を頂点として頭打ちとなり、平成29年には減少に転じています。
参考:
☆ 集団胃腸炎事例からのノロウイルスGII.P16-GII.4 Sydney_2012の検出―大阪市(IASR Vol. 37 p. 136-138: 2016年7月号)
☆ 食中毒の発生状況(大阪府食の安全推進課ホームページ)
ノロウイルスは平成27年に流行を見ましたが、平成29年にかけて減少を続けています。
カンピロバクター・ジェジュニ/コリは、平成24年に激減を見た後全国的に増加を続けています。
大阪府のカンピロバクター・ジェジュニ/コリの食中毒事件数は平成27年を頂点として頭打ちとなり、平成29年には減少に転じています。
参考:
☆ 集団胃腸炎事例からのノロウイルスGII.P16-GII.4 Sydney_2012の検出―大阪市(IASR Vol. 37 p. 136-138: 2016年7月号)
☆ 食中毒の発生状況(大阪府食の安全推進課ホームページ)
2015年3月3日火曜日
カンピロバクター食中毒が増加(平成26年の食中毒)
平成26年は7月に発生した静岡市の冷やしキュウリによる腸管出血性大腸菌(O157)が記憶される年だった。
先ごろ、平成26年の大阪府食中毒速報が確定したので平成26年の大阪府の食中毒事件について調べた。
食中毒の発生件数をみるとノロウイルスは平成24年をピークとして減少を続け、件数、患者数ともカンピロバクターと逆転した。
次の図は過去5年間の件数の推移である。
私のArchiveにもう少し詳しくデータを示し、全国のデータも示した。
資料34 カンピロバクターの逆襲 - <大阪府食中毒速報に見る平成26年に発生した食中毒の特徴>
2014年2月7日金曜日
サバの美味しい季節 寄生虫(アニサキス)にご用心
内視鏡の発達などで以前は原因不明だった食中毒がアニサキスが原因と特定できるようになったこともあり保健所へ食中毒として届けられる事例が増えています。
原因食品となりがちなのはサバやサンマの刺身や寿司、鯖のキズシです。
これから寒鯖のシーズン。冷凍や加熱すれば安全なのですが、生で食べるときは次のことに注意しましょう。
○ 鮮度が落ちるとアニサキスは筋肉中にもぐりこみます。
内臓を早めに取り除き、幼虫がいないか目でよく確認する。
○ 刺身などもよく噛(か)んで食べる。アジのたたきのように小さく切る。
2014年1月24日金曜日
平成25年もノロウイルスが猛威をふるう。
平成26年1月17日に報道された、浜松市の学校給食パンによるノロウイルス食中毒事件以後、相次いでノロウイルス食中毒の報道されている。
平成25年末までは、ノロウイルス食中毒が例年以上に発生している感覚が無かったが、年末あたりから様子が変わったのだろうか?もう少し様子を見る必要がある。
下に平成25年の食中毒発生状況を図示した。図からも分かるようにノロウイルスが件数、事件数とも圧倒的に多いことが分かる。
図は平成26年1月21日現在のデータなのでノロウイルスは年末発生分の追加報告が見込まれ、件数・患者数ともこのグラフより増えると思われる。
ノロウイルス食中毒 患者数の推移
平成25年末までは、ノロウイルス食中毒が例年以上に発生している感覚が無かったが、年末あたりから様子が変わったのだろうか?もう少し様子を見る必要がある。
下に平成25年の食中毒発生状況を図示した。図からも分かるようにノロウイルスが件数、事件数とも圧倒的に多いことが分かる。
図は平成26年1月21日現在のデータなのでノロウイルスは年末発生分の追加報告が見込まれ、件数・患者数ともこのグラフより増えると思われる。
ノロウイルス食中毒 患者数の推移
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